私は何をする人だろう?【Developers Career Boost 2023_1】
はじめに
私は2022年に人生初の転職をして約2年が経過しました。
今後のキャリアについて考えるきっかけにしたいと思い、Developers Career Boost 2023に参加しました。
受講した講演で印象に残ったものを3講演を記事にします。
最初は、C-1「それで、あなたは何をする人なんですか」に関してです。
講演内容
講演者:市谷 聡啓さん
- 株式会社レッドジャーニー代表
- アジャイル開発が専門
冒頭説明
- 講演タイトルは敢えて挑戦的なものを付けたとのこと
- 自分は何者なのか?自分の否定ではなく、自分自身がどうしたかったかを考えるべき
- 一人ふりかえり、むきなおりが重要
- 「方角」を決めて「今」を変える
- ふりかえり:過去の行動と結果を捉え直して「今をかえる」
- むきなおり:向きたい方向を捉え直して「今をかえる」
これまでに3回のターニングポイントがあったとのことで、それぞれについて説明がありました。
2008年
- 死の行進
- 誰の中にも「終わり」という概念がない
- 「意味があるか」ではない「計画通りか」を問われる
ここで、市谷さんは、下記の想いが出てきたそうです。
- 1人が経験できることは高々知れている
- 稲作:たかだか60回
- SW開発:高々300人月
- 自分の時間(経験)を超えるにはどうしたらよいか?
- 「Hangar Flight」を参考にする
- ハンガー(Hangar)とは、飛行機の格納庫のこと。パイロットたちが、空の経験を格納庫で語り合ったとのこと
- Hangar Flightのように、コミュニティを作ろう
- 自分と「他者」の経験を相互に「交換」できるように
- 最初は基本、ぼっち。誰もついてこない
- なので、2人目をみつける
- もう1人いたら少なくとも”場”ができる
- 行き詰ったら、2人の頃に戻ればいい
- コミュニティで養うこと
- 「学びのポートフォリオ」が組める
- 学びたいことのコミュニティに入る
- コミュニティ=「学びのポートフォリオ」
- 「時を超える仲間」が得られる
- コミュニティのつながりは”弱い””強い”、よりも”長い”(20年以上続く)
- 「学びのポートフォリオ」が組める
- 「Hangar Flight」を参考にする
2014年
- アジャイル開発、スクラムを推進
- 間違ったものを正しく作っている状態に陥る
ここでも、同じ想いが出てきます。
- 新たな手法、仮説検証型アジャイル開発を始める
- 仮説検証をしてからアジャイルする
- 最初はみんな「なにそれ」という反応
- 人生には「自分で背負うしかない」ことが、現れることがある
- 自分のハンドルは自分で握れ
- 自分のハンドルは何か?きちんと自分で握っているのか?
- 自分でハンドルを握るために、自分の会社を立ち上げる
- 「自分のやりたいが続けられるようにする」で、あらゆるものが自分ごとになる
- やりたいことをゼロにしてはいけない
- 自分のハンドルは何か?きちんと自分で握っているのか?
2020年
仮説検証型アジャイル開発を推進していると、尖がった人たちに受け入れられるようになった。
一方で、”重力の強い組織”の存在(JTC)には中々広まっていかなかった。
JTCでは、”これまでこうしてきた”モメンタム(勢い)が強い
そのために、越境する
- 「始めてのことだからじっくりいこう~」だと辛い時間が長くなる
そのため、一時的に自分のブレーキを壊す!
- 「最初に経験を集中させる」と早く終わった経験から次の瞬間に生きる
- 1年かけて学ぶことを3ヶ月で学ぶ
- 1年かけて1回しかない学びを3ヶ月で10回得る
無理ゲーをどのように対応するか?
- 向き合い続けない
- 一方で、傾きをゼロにしない
- 傾きがゼロになるくらいなら、時を先に送る
- 一方で、傾きをゼロにしない
自分は何者なのか?
- 何者なのか?への「答え」よりも「問い」の方が重要
- 自分の目を自分自身に向けさせる
- 自分を置き去りにしない
- どうあると良いのか?は行動を始めるときには分かっていない
- でも、必ず後で、次に選ぶ時の手がかりを与えてくれる
- 「越境」が、「次の問い」を用意してくれる
受講してみて自身の気づき、今後について
想いを共感してもらえる2人目を見つける
2008年の、「基本、ぼっち。誰もついてこない。2人目を見つけること」という言葉が印象的でした。
何かをしたいとき、はじめは1人でも、誰か想いを共有できる人を1人見つけるのをがんばろうと思いました。
2人いればそこがコミュニティになるためです。
定期的に自分は何をしたい人なのか?を振り返る
「何者なのか?への「答え」よりも「問い」の方が重要」という言葉が印象的でした。
自分は何をしたい人なのか?というのをターニングポイントや日常で意識してみようと思いました。
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