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消費者庁が、2023年10月1日から施行予定である景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。もし問題のある表現がありましたら、問い合わせよりご連絡ください。

参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

30分でオンプレからAWSへ移行【AWS Builders Online】

30分でオンプレからAWSへ移行【AWS Builders Online】
presentation shikibou man min e1658194864132 - 30分でオンプレからAWSへ移行【AWS Builders Online】
発表者
30分でオンプレミスのサーバー1 台をAWS に移⾏するデモをします。
youngman 25 min e1657979603757 - 30分でオンプレからAWSへ移行【AWS Builders Online】
tomluck
すでにオンプレミスで動作しているサーバーを、30分という短時間でAWSへ移行できるなんてすごい!

という思いをもってセッションに参加しました。

まず、Step1として、WordPressサーバーをOS含めて丸ごとAWSへ移行します。
次に、Step2として、DBをMySQLからAmazon Auroraへ移行するというデモです。

マイグレーションのデモの説明

オンプレ構成

  • OS:Ubuntu 20.04
  • DB:MySQL 8.0
  • Webサーバ:Apache 2.4
  • CMS:WordPress 5.9
  • PHP:7.4

移行先 step1

  • AWS Application Migration Serviceを使ってマイグレーション
  • WordPressサーバ(EC2)
    • OS含めてオンプレ構成をまるごと移行します。

移行先 step2(EC2内)

  • DB:MySQL 8.0
    • dumpファイルを作成
    • Amazon Auroraへ移行
  • WordPressサーバへのアクセスがあったらDBはAmazon Auroraへアクセスします。

マイグレーションのデモ内容

ここから先は動画だったので、講演中にメモを取った内容です。

移行前の環境確認

次の3点の環境を確認します。

  • WordPressにアクセスできること
  • SSHでOSにアクセスできること
  • DNSサービスなどでDNSレコードを確認できること

移行準備

以降の準備として、次の3点を実施します。

  • AWS Application Migration Serviceのセットアップ
  • 移行元サーバにレプリケーションエージェントをインストール
  • データレプリケーション実施

移行テスト

移行が意図通りになっているか、テスト用のEC2を作成して確認します。

  • テスト用EC2インスタンスの作成
    • 本番用とは別の、マイグレーション後の動作確認のためのテスト用のEC2です。
  • 動作確認

移行実施(Step1)

まずは、WorkPress丸ごと移行するための手順です。

  • 移行元のWordPressの停止
  • 移行先EC2インスタンス(本番用)の生成
    • テスト用で確認できているので、今度は本番用EC2を作成します。
  • 固定パブリックIPアドレス(Elastic IP Address)の設定
  • ファイアウォール(Security Group)の設定
    • IPアドレス、ポートのIN用、OUT用の設定などです。
  • DNSレコードの書き換え
  • 動作確認
    • 移行先のIPアドレスにアクセスしWordPressページの表示確認します。
  • AWS Application Migration Serviceの終了
  • 移行元サーバの停止

DB移行

  • DB(Amazon Aurora Serverless v2)インスタンスの作成
    • AuroraはMySQL、PostgreSQLと互換性があります。
  • WordPressの停止
    • DBアクセスが発生しないようにApacheを停止します。
  • ローカルDBのdumpファイルの取得
    • mysqldumpなどでwordpressのDBのdumpファイルを取得します。
    • ローカルのMySQLサーバの停止します。
  • DBインスタンスへのデータをインポート
    • DBファイルの作成します。
    • dumpファイルのインポートします。
  • アプリケーションの書き換え
    • DBの向き先の変更します。(MySQLではなくAuroraへ)
    • 例えばwp-config.phpで必要な個所を変更します。
  • 動作確認
    • WordPressで新しい記事の投稿をして表示されていることを確認します。

まとめ

WordPressのサーバは、AWS Application Migration Serviceひとつ(+EC2)でオンプレミスからAWSへ移行出来ることが分かりました。

このブログもそうですが、CMSにWordPressを利用している人は多いと思うので、参考になるのではないでしょうか。

あと、Step2で移行したDBサービスのAmazon Auroraは結構良さそうだったので、もう少し調べてみようと思っています。