Cloud QuestとUdemyでSAAに一発合格【SAA-C03】
はじめに
AWS認定試験CLF-C02に一発合格し、続けてSAA-C03を受検したのでその体験を記事にします。
CLF-C02の記事は下記にあるので、もしよければご覧ください。
AWSの構築力を上げるためにCloud Quest、試験対策としてUdemyを使いました。
受検までの流れ
SAAの勉強開始から試験日までの流れです。
開始日 | 終了日 | 実施内容 | 備考 |
2024/2/25 | 2024/3/9 | Cloud Quest実施 | 全12個のお題 |
2024/3/10 | 2024/3/23 | Udemy動画視聴 | |
2024/3/24 | 2024/3/31 | Udemy総復習問題1実施 | 正解率55% |
2024/3/31 | 2024/4/6 | Udemy総復習問題1振り返り | |
2024/4/6 | 2024/4/7 | Udemy総復習問題2実施 | 正解率61% |
2024/4/7 | 2024/4/11 | Udemy総復習問題2振り返り | |
2024/4/12 | 2024/4/12 | 最終確認 |
それぞれの詳細について記載します。
Cloud Questの実施
SAAではCLFよりも実践力が必要ではないかと考えていました。
そこで、Cloud Questはクラウドプラクティショナー版のみ無料だったので、それを実施しました。
AWSの実践力をつけるためには、AWSアカウントを作成し、無料利用可能枠などを使ってAWSサービスを使う必要があります。
しかし、Cloud Questは、アカウントも不要で、課金もなくAWSサービスを使うことができます。
そのため、気軽にAWSサービスを使うことができました。
Cloud Questの進め方のコツ
Cloud Questは、ページが良く固まります。
そのため、ある程度説明を記憶しながら2~3ページ進めます。
その後にコンソールの操作をすると待ち時間が少なくて済むと思います。
Cloud Questの進め方のスケジュール
2/25に開始し3/9に全12個のお題が終わりました。
お題の過半数は1時間もかからずに終わります。
ただし、下記のお題は、実施内容が多く1時間程度かかる可能性が高いです。
時間に余裕をもって実施してください。
- VPCへの接続
- クラウド上のファイルシステム
- アプリケーションの自動修復とスケーリング
- 高可用性なウェブアプリケーション
すべてクリアするとCredlyのバッチを取得できます。
Udemyの学習
使用した教材
結果的に、Udemyは1つの教材のみでSAAに一発合格出来ました。
この教材はハンズオンはなく、講義動画と模試のみのため、効率よく試験対策が出来ました。
使用教材:【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)
興味ある方はUdemy↓↓↓で上記講座を検索してみてください。
CLFで勉強した時と同様に、模擬試験の講座も購入したのですが、時間が無くて実施できなかったため返品しました。
実践力を付けたい人は、ハンズオン付きの講座もあったので、そちらの方が適しているかもしれません。
動画視聴
最初に2週間ほど集中して動画視聴をしました。
模試(総復習問題)はスキップして後でまとめて実施しました。
総復習問題1
全部で200問あり、問題数が多いため、本番を想定して65問ずつ時間を計って実施しました。
1週間かけて、200問の回答が終わり、その時点で正解率は55%でした。
CLFは用語や知識を問われるイメージでしたが、SAAは解決策を問われるイメージでした。
問題文、回答文ともにCLFよりも長いため、回答にも時間がかかります。
その後、約1週間かけて、振り返りを実施しました。
CLFの時と同様に、正解、不正解を問わず、分からない知識、類似情報をノートに手書きで整理しました。
分からないサービスはweb検索なども併用して理解を深めました。
総復習問題2
全部で114問あり、総復習問題1と同様に65問ずつ時間を計って実施しました。
こちらは、正解率は61%でした。
振り返りは総復習問題1と同様の方法でした。
最終確認
総復習問題の1,2の振り返りを終えた時点で、本番前日となっていました。
しかし、問題1が55%、問題2が61%と、本番試験で必要な正解率の72%に達していませんでした。
本番前日はこれまでの復習に充て、振り返りで書いたノートの内容確認と記憶をしました。
試験当日(2024/04/13)
試験時間は130分です。
最初に試験の説明、最後にアンケートがありますが、それらの時間は130分とは別です。
そのため、試験は130分をフルに使えます。
私は1通り回答が終わる1周目が100分ぐらい、見直しを含めて全て回答が終わるのが125分ぐらいでした。
試験の進め方
試験は次のように進めました。
- 1周目:少しでも自信がないものに見直しマークして終了(見直しマークは20個程度)
- 2周目:見直しマークの問題をすべて確認。自信がある回答はマークをクリアしていく(見直しマークは残り3個程度)
- 3周目:残り3問の見直しマークの確認
結果通知まで
CLFとは異なり、その場で結果通知はされません。
いつSAAの結果通知が来たかというと、試験当日の19時ぐらいでした。
当日の19時にcredlyからメール(デジタル認証情報を発行してくれる機関)がありました。
23時過ぎにAWS認定ページを見ると結果が出ており、769点でなんとか合格していました。
翌日の朝に確認すると、深夜3時ごろにAWSからメールを受信していました。
まとめ
SAA取得するならCLFは不要というような情報を見ることもありますが、私は先にCLF取得して良かったと考えています。
AWS初心者が、いきなりSAAの長文の問題と回答にぶち当たり、解いていくのはハードルが高いのではないでしょうか。
最初はAWSのサービス名が分からなかったり、機能が理解できていないことが多いはずです。
CLFはそのあたりを補強してくれる試験だと感じているためです。
CLFで基礎知識を付けて、SAAでは基礎知識を土台にしてその応用で問題を解いていくという方が結果的に早くSAAを取得できるのではないかと考えております。
AWS公式でもCLFは受検推奨の試験でもありますよね。
私はCLFを合格後にSAAを受検することを推奨したいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません