AWSのDBと最適なサービスの選び⽅【Builders Online】
昨年のBuilders Onlineに参加した時に、Amazon Auroraの紹介がありました。
AWSには他にどのようなものがあるのだろうかと気になったので、DBのセッションに参加しました。
セッション内容
データベースの運用負荷をAWSにオフロード
- DB管理者が、本来注力したい領域へは1/3未満の時間しか費やせていない
- AWS におけるDBのマネージドサービスは本来注力したい、次のような業務へ集中できる
- スキーマ設計
- クエリの構築
- クエリの最適化
目的別のデータベースサービス
- より多くのパフォーマンス、拡張性、可用性が必要になってきている
- アプリのアーキテクチャとパターンも進化してきている
- DBも適材適所の選択が必要
- Purpose-built DB
- AWSはRelational、Key-Valueなど、8つの目的に応じたDBを提供している
- Purpose-built DB
それぞれのデータベースサービス
DB種別 | AWSサービス | 特徴 |
Relational | Amazon RDS | 6つのDBエンジンから選択可能 |
Key-Value | Amazon DynamoDB | 一貫した応答時間で数ミリ秒台 |
Document | Amazon DocumentDB | MongoDB互換、データ構造がJSON |
インメモリ | Amazon ElastiCache | ミリ秒未満レベルのレイテンシーが求められるものに適す |
グラフ | Amazon Neptune | グラフ言語(Gremlinなど)に対応 |
時系列データ | Amazon TimeStream | 時系列関数が組み込まれている |
台帳 | Amazon QLDB | 銀行などに適する |
まとめ
Relational、Key-Value、インメモリまでのDBは把握していました。
しかしそれ以外にも、いろいろなDBの種類があり、有益なセッションでした。
次回はクラウド移行に関するセッションについて記載予定です。
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