WordPressを安全にバージョンアップする手順【最新版】
そんな悩みに応える記事です。
本サイトの環境のアップデート手順で記述しますが、それ以外の環境でも役に立つように説明します。
本サイトは2022/07/20時点で、ConoHa VPSの「かんたんKUSANAGI」テンプレートで動作しています。
かんたんKUSANAGIでは、WordPressのバージョンアップはデフォルトで次のように設定されています。
- マイナーバージョンアップ:自動更新する
- メジャーバージョンアップ:自動更新しない
WordPressは、x.y.zというバージョンが付けられています。
メジャーバージョンアップは、x.yの数値が上がることです。
マイナーバージョンアップは、zの数値が上がることです。
メジャーバージョンアップは、WordPressの大きな変更がある場合です。
そのため、慎重にバージョンアップをする必要があります。
それでは、手順について解説していきたいと思います。
環境
- VPS:ConoHa VPS
- テンプレート:かんたんKUSANAGI
- KUSANAGIバージョン:9.1.3-2
- WordPressバージョン:5.9.3
アップデート手順(概要)
次のサイトが参考になりました。
このサイトの内容を、本サイトの環境に置き換えてアップデートしていきます。
WordPressのバックアップをする【かんたんKUSANAGI限定】
かんたんKUSANAGIでは、WordPressのバックアップもクリックだけで実施できるようになっています。
具体的な手順は次の通りです。
- ConoHa VPSへログインします
- 左のメニューから「サーバー」をクリックします
- 対象のサーバーのネームタグ列をクリックします
- 上部のメニューから「KUSANAGI管理」をクリックします
- 対象のドメインをクリックします
- 右上の「バックアップ」ボタンをクリックします
- 「Web」と「DB」の両方のバックアップをします
かんたんKUSANAGIではない、通常のWordPressでは、次にあげるような手段でバックアップが出来ます。
- pluginを利用する。例えばAll-in-One WP Migrationなどです。
- VPSのバックアップ機能を利用する。
WordPressのダッシュボードでプラグインを更新する
- ダッシュボード > 更新
- すべてチェックを入れて「プラグインを更新」ボタン押下
テーマの作者のサイトを参考にテーマを更新する【Luxeritasテーマ限定】
本サイトで利用しているテーマのluxeritasは、更新チェックが働かないため、本家サイトを参考に手動で更新します。
- バージョン確認(ダウンロードページ)
- Luxeritas テーマのアップデート方法
更新チェック機能が働くテーマの場合は、プラグインと同様にダッシュボードの更新ページで更新してください。
pluginの無効化
アップデートで余計な問題を起こさないように、一時的に全てのpluginを無効化します。
- ダッシュボード > プラグイン > インストール済みプラグイン
- すべての項目にチェックマークを付けて「無効化」を適用します。
WordPress本体のアップデート
- ダッシュボード > 更新
- 新しいバージョンのWordPressの「今すぐ更新」ボタンを押下します。
pluginの有効化
無効化したpluginを1つずつ更新します。
1つずつ更新することで、問題のあるPluginとその対策を分かりやすくしています。
- ダッシュボード > プラグイン > インストール済みプラグイン
- 「有効化」を押下して、プラグインを1つずつ更新します。
まとめ
本サイトは、ここに記載した手順でWordPressを更新しました。
- before:5.9.3
- after :6.0.1
WordPress更新に躊躇する方のバージョンアップのお役に立てれば幸いです。
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